最近は和装をレンタルされる方も増えてきており、 和装婚が人気です。 格式を重んじる方に人気なのが神前式です。 神前式は神社の伝統に沿った格式高い儀礼が多くあり、 花嫁さんの嫁ぐという意識をとても高めます。 それら儀式や用語には分からないことがあるのではないで しょうか。 儀式や用語の意味を知ることでより 家と家の結びつきを強く感じられるような神前式になる でしょう。 |
神前式の用語の意味 |
・神道 神道とは山や川、岩、森、動物、気象など自然の万物には八百万の神々が宿るとされ、崇拝するものです。 日本の固有の民族宗教であり、自然や先祖を崇拝したことから始まっています。 ・手水(てみず、ちょうず) 参拝の前に手と口を清める意味を持ちます。 左手を始めとして、次に右手を清め、それから口を清めるという動作になります。 ・二礼二拍手一拝 二礼二拍手一拝は神社の参拝の作法です。 神様を敬い、お願い事を伝え、日頃の感謝の気持ちを伝えるということがこの作法には含まれています。 腰の角度が90度になるまでのお辞儀を二度した後、拍手を二回打ち、最後にまた一度お辞儀をするといった動作です。 ・恐美恐美(かしこみかしこみ) 神様に対して祝詞を読み上げるときによく使われる言葉です。 「神様に恐れながら申し上げます」という意味合いで使われます。 |
神前式の儀式の意味 |
・参進 本殿に向かうときの花嫁行列のことです。 新郎新婦、両家両親、親族の順に並びます。 ・修祓(しゅうばつ) 罪や心身を清めることです。 ・祝詞奏上(のりとそうじょう) 神職がふたりの結婚を神様に報告し、結婚とこれからのご加護を祈願します。 ・誓詞奏上(せいしそうじょう) 新郎新婦が誓いの詞を上奏します。 ・三献の儀 新郎新婦が三つの杯で御神酒を交わし、夫婦の契りを結びます。 三々九度といい、三回に分けて三杯の御神酒を飲みます。 ・玉串奉奠(たまぐしほうてん) 仏式でいうと焼香にあたるものです。 玉串は人間の魂と神様の魂を一つに結ぶ串という意味合いになります。 玉串奉奠をすることで真心を込めてお願いをするということを形に表します。 |
婚礼和装専門の新木屋では、 美しさはもちろん気品と格調にあふれる着物を 製造から手がけ、長年にわたりご奉仕しております。 |
弊店の品揃えは、一般的なブライダル系衣裳店や結婚式場衣裳室のような汎用な品揃えとは異なります。 柄行き、色、質にこだわり少々個性的な品揃えをしておりますので、 どなたさまからも好まれるような「打掛」や「本振袖」ではないかもしれませんが、弊店では “華美すぎず品格のある花嫁様” “小粋で洗練された花嫁様” を追求し、製造した着物を取り揃えております。 「一生一度のかけがえのない装いだから、本物を着る慶びを」 との思いで、丹誠こめた確かな品質の着物たちを提供させていただきます。 いちど羽織っていただければ、生地の違い、仕立ての違いを実感していただけるかと思います。 |