●本唐織打掛 |
●総刺繍打掛 |
●友禅打掛 |
綴れ織打掛 |
刺繍打掛 |
唐織打掛 |
唐織色打掛 |
唐織は古来中国より渡来した手織りの技術が西陣で結晶した 日本独自の豪華絢爛な織物です。 室町時代から能装束に使われており、大名家が役者の後継者となって衣裳に贅を尽くし、互いに華を競い合うことで優れた意匠が多く生まれました。時の名人の技術は現代に継承され、唐織は織物の最高峰といわれています。 工程は全て手作業で行われ、織り上がるのには長い年月を要します。原材料には最高級の生糸を使い、それぞれの工程は、専門の熟練した職人によって支えられています。 織り上げる際には、濡れ貫きという、あらかじめ一筋ずつ糸に水を含ませて織るという特殊な技法を用います。このことにより、模様の美しさが鮮やかにふっくらと浮かび上がり、唐織独特の高級感があり艶やかな表情が生み出されます。 |
佐賀錦色打掛 |
佐賀錦は金、銀、漆を特製の和紙に貼り付け、1ミリほどに細く裁断したものを経糸とし、緯糸には絹の撚糸を染色したものを織り上げられたものです。紋様としては伝統的な網代(あじろ)、紗綾(さや)型、菱などの模様が一般的ですが、色打掛や帯などの使われる模様には多種多様なものがあります。 根気と手間のいる手仕事で精緻な技術が必要となり、一日にわずか数センチしか織ることが出来ないと云われております。 そのため袋物などの実用品が多いのですが、帯や打掛など大きな作品も製作されております。 美術品としましては、手作りの素朴で暖かい魅力と和紙の持つ優しい質感があり、気品がある中にも豪華絢爛で優雅な美しさを秘めております。 |
婚礼和装専門の新木屋では、 美しさはもちろん気品と格調にあふれる着物を 製造から手がけ、長年にわたりご奉仕しております。 |
弊店の品揃えは、一般的なブライダル系衣裳店や結婚式場衣裳室のような汎用な品揃えとは異なります。 柄行き、色、質にこだわり少々個性的な品揃えをしておりますので、 どなたさまからも好まれるような「打掛」や「本振袖」ではないかもしれませんが、弊店では “華美すぎず品格のある花嫁様” “小粋で洗練された花嫁様” を追求し、製造した着物を取り揃えております。 「一生一度のかけがえのない装いだから、本物を着る慶びを」 との思いで、丹誠こめた確かな品質の着物たちを提供させていただきます。 いちど羽織っていただければ、生地の違い、仕立ての違いを実感していただけるかと思います。 |